小型犬で口が小さい子に合わせ、食べやすくするために、市販のフードを砕いてあげたい場合があります。
またワンちゃんが幼い時やシニアになった時にも、ドッグフードを食べやすくするために砕いて与えることがありますね。
ドッグフードはある程度の硬さがあり、丸っこい形をしているので、うまく砕くにはコツが必要です。
もちろん、ドッグフード専用のミルや電動の機械を使えば良いのでしょうが、そこまでお金をかけずに手軽なもので試してみたいですよね。
というわけで、今回は百均に、ドッグフードをうまく砕けるグッズがあるかを調べてみました。
実際に百均の店舗に行って商品をチョイスし、フードを砕いてみたので、ご覧ください。
ハンディベジタブルカッター
まずは、ハンドルを引くだけで、硬いニンジンなども細かくカットしてくれる「ベジタブルカッター」を試してみました。
※これは100円ではなく300円(税込330円)の商品でした。
白くてシンプルで見た目良し。期待が高まります。
鋭い刃がついていますね。
適量のドッグフードを入れて、ハンドルを一気に引いてみました。
「ガラガラガラーッ!!」と派手な音がして、フードを砕いてる!
…と思いきや、なんと中身はさっきとほとんど同じ状況でした。
中でカラカラ回っているだけだったようです(‘Д’)
実は時々、刃がひっかかるような感覚があり、ハンドルが引けなくなってしまうことが何度かありました。
小さくて硬いドッグフードを、これで刻むのは難しいようです。
そして音がカラカラ、めちゃくちゃうるさかったです(^_^;)
個人的には一番期待した、こちらのベジタブルカッターでしたが、残念なことにドッグフードの硬さに負けているような感じでした。
硬いドッグフードと、容器のプラスチックがぶつかり合い、うるさいです。
ガラガラと派手な音はしているものの、ほぼ状態が変わらず…という悲しい結果となりました。
思った以上に、ドッグフードって硬いのですね。
ミニすり鉢&すりこぎセット
お次は、すりつぶすのが得意そうな商品として「すり鉢&すりこぎ」を試してみました。
こちらはミニサイズのため、少な目の量を入れて、一緒に入っているすりこぎで「まずは砕こう!」と思いましたが、何度か上からガンガンやっても全然砕けないんです。
それどころか、すりこぎで勢いよく潰そうとすると、硬いドッグフードが跳ねて鉢の外に飛び出す始末。
あたりにいっぱい散らばって大変なことになりました。
すり鉢も、ドッグフードの硬さに苦戦しました。
今回買ったのがミニサイズのすり鉢だからかな?と思いましたが、おそらく大きいすり鉢でも、「跳ねて飛び出す」というのは変わらないかと思います。
散らかるのも大変ですし、顔に飛んできて目に当たったりすると危ないですね。
そしてこちらも、まずは潰そうと思うとガンガンたたく感じになるので、音がうるさいです。
あと、もしすり潰せたとしても、すり鉢の細かい目に入ってしまうと洗うのが大変かな…と思いました。
木柄ゴムハンマー
次に試したのが、「素材に傷がつきにくい木柄ゴムハンマー」です。
ハンマー部分の面積が大きいのと、ゴムだから金属ハンマーよりも衝撃が少なそうなところから選びました。
ハンマー部分は天然ゴム、ハンドルは天然木でできています。
フードをフリーザーバックのような厚手のビニール袋に入れ、ハンマーで叩いていきます。
だんだん砕けてきました。粒が粗いところは、そこをめがけてさらに叩きます。
粉状に細かくなったところもあります。
というわけで、今回まともに砕けたのはこのハンマーのみでした(*‘ω‘ *)
ハンマー部分の面積が大きいのも大正解で、面積が大きいおかげで、砕くのにそんなに時間はかかりません。
短時間で結果を出してくれたハンマー君の勝利です!
このハンマーに関しては、物理的に叩き潰すということで、無事に砕くことができました。
「てこの原理」で力が加わりやすいので、そんなに力を入れなくても砕くことができます。
ポイントは、今回のように、ある程度の厚みがある袋を使うことかなと思います。
まず、何かの容器に入れて叩くと、すり鉢の時と同じように跳ねて飛び散ると思うので、袋に入れてドッグフードの逃げ場をなくすこと。
そしてドッグフードが硬い分、割れた断面が結構鋭くて、薄いポリ袋だとすぐに破れてしまうと思うので、厚みのある袋を使っていただくと良いと思います。
叩くので、もちろん音はバンバン出ます。
私ははじめ、部屋の床でやっていたのですが、うるさいのでベランダに行ってやりました^^
まとめ
今回チャレンジしてみて感じたのが、ドッグフードって思った以上の硬さなんですね。
しかも小さくて丸く、表面が油っぽい感じもあるので、すべるということもあるのでしょうか。
なかなか砕くのが難しいんだと実感しました。
正直こんなに苦戦すると思わなかったです(*´Д`)
柔らかいフードなら叩き潰し不要
↓↓↓
というわけで一番原始的な、叩き潰すスタイルが良いという今回の結果となりました。
容器を使わず、袋だから、用が済んだら捨てるだけというのも良いと思います。
私は、今回の商品はすべてCando(キャンドゥー)で購入しました。
ゴムハンマーに関しては、工具関係のコーナーで見つけましたよ。
他の百均でも、同様のものがあると思うので探してみてください。
今後、もっと良さそうなものを見つけたら試してレポートしますね~!ではでは^^
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